the EYE2

ジョーイには、不倫関係にある恋人のサムがいた。別れ話が持ち上がり、ジョーイは自殺未遂。何とか一命を取り留める。それ以来、彼女には死者の霊が見えるようになってしまう。ある日、薬局で彼女は妊娠している事実を知らされる。数日後、ジョーイは地下鉄の駅で哀しげな顔をした女性が飛び込み自殺するのを目撃。彼女は取り乱して叫び声をあげ、駅は大騒ぎとなるが、それはただの幻覚だった。ジョーイは中絶を産婦人科に相談するが、危険だと忠告された。しかたなく出産を決意。彼女は病院へ行くが、そこで死者の霊が妊婦を襲い、妊婦が死産する光景を見てしまう。ついにジョーイは、寺へ行き、そこの高名な僧侶にアドバイスを受けることにした。僧侶によると、人間が死に瀕したとき、または身籠ったときに、死者の霊を見る能力が回復することがあるのだというのだ。お腹の子供を狙って自分に付きまとう霊の正体を調べるべく、ジョーイは地下鉄で飛び込み自殺をした女性の資料を集め、その資料の中に彼女が駅で見た女性の写真を発見する。その女性の家を訪ねて、彼女は衝撃を受けた! その家に住んでいたのはサムだったのだ。ジョーイが地下鉄の駅で目撃したのは、サムの妻だったのである。ジョーイは、サムの妻が自分の赤ん坊に転生しようと狙っていると知った。どうしてもそれを食い止めなくてはならない。そこで、彼女は赤ん坊と一緒に死んでしまおうと、大きなお腹を抱え病院の屋上に立ち、飛び降りようと覚悟を決めた。だが…。